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631話

「ベランは私の下劣さに心の中で恨みつつも、ある種の刺激を感じていた。その刺激のおかげで、体内の熱がそれほど激しくないように思えたのだ。

心の変化を感じたからこそ、彼女はパソコンを閉じようという考えを捨て、震える指でこう打ち込んだ。「宏お兄さん、あなたったら最低ね。どうしてこんな下品な謎かけを私に出すの?もうこれ以上続けるなら、怒って切っちゃうわよ。これはなしよ、別の謎かけを出して」

「あるものは長くて長い、片側は毛むくじゃら、もう片側はツルツル。入れるとジュッジュッと音がして、引き抜くと液体がドロドロ溢れる」

私はこの謎かけを言った後、自信がなかった。彼女が答えを知ったら怒って切ってしま...