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623話

私が突然自分のスマホを手に取り、彼女に「第一の刑具」を使うと言った瞬間、董秋玉は一瞬理解できず、大きく目を見開いて私を見つめた。彼女は私が一体どんな方法で彼女を責めるつもりなのかと思っていた。

しかし董秋玉も知っていた。私と過ごす度に、彼女が想像もしなかった驚きを与えてきたこと、そしてそれらの驚きから得られる喜びがあまりにも大きいことを。だからこそ、彼女の瞳には興奮と期待の色が浮かんでいた。

スマホを手に取ると、私はそのおもちゃを握り、董秋玉の可愛らしい顔に優しく擦り付け始めた。おもちゃの毛は細くて長く、彼女の頬を滑るたびに、くすぐったさと心地よさが混じった感覚を与え、思わず首をすくめさせ...