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595話

「なるほど、私が内力を引き戻した途端、王晩君は急に膨らんでいた両足の間の秘所から満ちていた気が消え去るのを感じたんだ。その極端な落差が、美艶な女性コーチをついに支えきれなくさせ、すでに力の抜けた体で草地に倒れ込ませたのだろう」

極度に満たされた状態から一気に空虚へと変わるその過程が、王晩君の秘所から全身へと伝わり、我を失いかけた彼女は思わず艶めかしい吐息を漏らした。その声を出した直後、彼女は何か違和感を覚えた。

その吐息が私の耳に届けば、今彼女の身体がどんな刺激を受けているか知られてしまう。だが後悔しても遅い。すでに漏れ出た声は取り戻せないのだから。

幸い私は一つには王晩君の繊細な玉のよ...