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585話

「実は自分でも分かっている、武術というのは体を鍛えるものであって、ツボなどはそれほど重要ではないことを。だが、あえてこう言ったのは、これから二人の美女を挑発するための下準備だ。

もし彼女たちがこの方法に同意すれば、彼女たちの柔らかくて弾力のある体を思うがままに触れることができる。しかも彼女たちは同意した以上、私の挑発を拒むことはできないのだ。

董秋玉か王晚君のどちらか一人だけがここにいたなら、私の言葉を聞いて少し考え込んだかもしれない。二人とも、私に体のあちこちを指し示されるということがどういう意味か分かっているからだ。

女性として、体を強くすることには憧れていても、男の手が体中を触れ回...