密会の愉楽

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549話

私の両手は自然にベランの背中と、彼女のふくよかな丸い尻を撫でていた。

そして耳たぶにキスを始め、私の唇と舌は少しずつ下へと移動していく。ベランも息を荒げながら応え、炎のような情熱が私を溶かしてしまいそうだった。二人の舌は絡み合い、お互いの口内を探り合う。

すぐに、抑えきれない吐息がベランの歯の間に小さな隙間を作り、甘く熱い吐息が私の舌先を包み込んだ。私はほとんど野蛮とも言えるほど、舌をその隙間に押し込んだ。

私はためらいなくベランの口腔の隅々まで舌で愛撫し始めた。

ベランの湿った熱い唇は私の鼻にまで届きそうで、歯が私の人中を擦る。私の口と舌は完全に香りと熱と湿り、そして滑らかさに包まれていた。...