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532話

「色々と考えたが、やはり義姉の魅力には逆らえない。思い切って車のドアを閉め直した。前部座席の背もたれが仕切りになり、窓はプライバシーガラスになっているから、外から後部座席の様子は見えにくい。安全面は百パーセント確信があった。

義姉を再び後部座席に横たわらせると、彼女は目を軽く閉じていた。長くて上向きのまつ毛が薄いアイラインに縁取られ、より一層妖艶に見える。セクシーな赤い唇は艶やかで、口角が少し上がり、何か良い夢でも見ているようだった。

今日の義姉は花柄の半袖シャツに黒のタイトなスカートというビジネススタイル。長く整った脚は黑いストッキングにぴったりと包まれ、全体的に制服のような色気を醸し出...