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379話

老周と別れた後、私は急いでバス停に向かって、車がくるのを待っていた。しかし、人だかりを見た瞬間、今日の車はそう簡単には来ないだろうと悟った。

やっとのことでバスに乗り込むと、私は真っ先に蘇瑶に電話をかけた。

「プルル、プルル」

誰も出ない。おそらくキッチンにいるのだろう。

時計を見ると、もう11時だ。いつもの習慣からすれば、蘇瑶は今ちょうど昼食の準備をしているはずだ。

しばらく待って、もう一度電話をかけると、今度はすぐに繋がった。

「もしもし、おじさん」

蘇瑶の声に私はぎょっとした。彼女の声はかすれていて、わずかに震えていた。まるで泣いた後のようだ。

「どうしたんだ、瑶瑶、泣いてたのか？」

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