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373話

「ねぇ弟くん、あなたも動いてくれないかしら」

痒みに耐えられなくなった董秋玉はついに口を開いた。しかし、その声は次第に小さくなっていく。

僕も心が動き、動作を始めた。

ゆっくりとした小さな動きだけだったが、それでも董秋玉は思わず声を漏らすほど気持ちよさそうだった。以前、自分で慰めたり、颜大海との時も、それはただ少し気持ちいいだけのものだと思っていた。

けれど、さっき僕が舌で彼女の秘所を舐めた時、彼女は初めて知ったのだ。あの快感など比べものにならないことを。自分でするより何十倍も気持ちよく、そして今、彼女はもう天にでも昇りそうなほどの快感を覚えていた。

この瞬間、董秋玉はようやく颜梦语の気持ちが...