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307話

その時、私は突然動きを止め、ベイランの耳元で愛情を込めて囁いた。「ベイラン、これは僕たちが付き合ってからの初めての時だから、やっぱり正式にしたいんだ。こんなところで君を抱くわけにはいかないよ」

そう言いながらも、先ほどまで彼女の蜜壺から引き抜かなかった指がまた動き始めた。

その一言で、私が動きを止めたことで生じた彼女の小さな不満は一掃され、ベイランは全身が大きな幸福感に包まれるのを感じた。その幸福感はあまりにも強烈で、私の指が彼女の秘所で動く感覚さえも違った味わいに変えてしまうほどだった。

振り返った彼女は、愛する男を優しく見つめた。その深い愛情と極限まで優しい眼差しは、いつもの女王とし...