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252話

李慧芳の甘い声を聞いた瞬間、股間のモノが一気に反応し、思わず口の中が乾いた。「急に『旦那さん』なんて、どうしたの?」

「ただ呼びたくなっちゃったの」李慧芳は甘えるように言った。「駅に着いた?迎えに行くわ」

少し考えてみた。今家に帰ったら強子と義理の姪の嫁に会うかもしれない。それも気まずい。やはり義理の姪の嫁との関係は断ち切るべきだと思っている。そこで頷いた。「ちょうどタクシーを呼ぼうとしてたところだ。迎えに来てくれるなら助かるよ」

「分かった、ちょっと待っててね。すぐ行くから」

そう言って、李慧芳は電話を切った。

タバコを一本取り出して火をつけ、静かに李慧芳が来るのを待った。

十数分...