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195話

「うん、いいね、すごく新鮮な味だ!」私は箸を取って一口食べると、力強くうなずいた。「さすがは張さんのお宅の料理人が作ったものだね!味が違うよ、本当に!」

目を閉じて褒めちぎると、向かい側の張静嫻は眉を緩め、笑顔を浮かべた。こっそり目を開けて張静嫻を見ると、この美人が笑った時の眼差しがなんて色っぽいんだろう!

ところが視線をずらすと、趙思凡の腰の後ろにある魅惑的な溝が目に入った。

趙思凡は今日ローウエストのジーンズを履いていて、前に身を乗り出すと、上着のシャツが引き上がり、腰の雪のように白く繊細な肌が露わになっていた。

私の手は悪魔に操られたかのように趙思凡のジーンズの腰に伸び、その白い肌...