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127話

「張兄さん」顔夢語の甘い吐息が僕の耳の後ろから漂ってきた。「私、あなたのこと好きなの」

彼女はそう言いながら、手を僕の体の上で這わせ、すぐに股間へと移動し、ズボン越しに僕の剛直を掴んだ!

僕は思わず体を震わせた。「き、君が僕を好きだって?」

「そう」顔夢語は荒い息を吐きながら言った。「今朝、あなたが入り口で私と張暁峰のことを覗いているのを見たの……」

「だから俺の口を封じようとしてるのか?」僕は振り向かず、そんな可能性を考えた。

顔夢語は僕の体をきつく抱きしめ、小さな声で囁いた。「あなたの口を封じたいわけじゃないの。私、本当にあなたが好きなの。張暁峰とはたった二、三回だけよ」

そう...