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119話

自分の乱暴な動作を見ながら、私の心の中には何故か言葉にできない快感が湧き上がっていた。まるで刑務所に十数年も閉じ込められ、女性を見ていない男のような状態だった。

何としても手に入れたいという切迫感がすぐに神経を支配し、心臓は知らず知らずのうちに加速していった。それも猛スピードで、まるで最高級エンジンを積んだスポーツカーのように。そのとどろくエンジン音が私を飲み込みそうだった。

「おじさん、どうしてそんなに乱暴なの?」蘇瑶は私を睨みつけながら言った。しかし、その表情には少し期待の色も垣間見えた。

私は荒い息を吐きながら言った。「我慢できないんだ、ベイビー。行くよ!」

そう言うと、武器は待...