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118話

「ベッドに横たわる蘇瑶を見つめながら、その美しさに魅了され、思わず手を伸ばしたくなった。

だが少し躊躇した。蘇瑶がまだ完全に寝ていなくて、起こしてしまったら大変なことになる。

でも考えてみれば、試してみれば彼女が寝ているかどうかわかるじゃないか？

色気漂う蘇瑶を物欲しそうに見つめながら、胸が焦がれた。絶世の美女を目の前にして、見るだけで触れられないなんて、あまりにも辛すぎる。

窮地に智恵ありとはこのことだ。私は突然額を叩き、自分の賢さに内心舌を巻いた。

深呼吸して勇気を振り絞り、そっと声をかけてみた。「ねえ、靴脱がせてあげるよ。そのほうが寝心地いいからさ」

蘇瑶は反応しない。諦めきれず、もう一...