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837話

「でも、あの'偉哥'はどうなんだ?万が一、幸運が転がり込んできたらどうする?」

二年という時間、不確定要素が多すぎる!

どうでもいい、とりあえず得をしておこう。

他人に嫁を養ってもらうわけにはいかないだろう?

梅子が按摩を教えてほしいと言うから、服を脱がせたんだ。

あの青春に満ちた体に、俺は思わず喉が渇いた!

確かに、ある程度の免疫はついてきたが、それでも俺は血気盛んな若者だ!

あの'偉哥'とかいう奴、梅子がお前を好きだったところで何だというんだ。抱かせもしなかったくせに、今は俺の前で服を脱いでいるんだぞ!

心の中で'偉哥'に悪態をつきながら、傷ついた自分の心を慰めた。

梅子の表情には恥じらい...