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784話

見ると、枕の下から例のニセモノの頭が顔を出していた！

今は義姉と二人暮らしで、お互いに気心も知れているから、義姉はもう以前ほど慎重にそのニセモノを隠さなくなっていて、ただ枕の下に押し込んでいるだけだ。

引っ越してきてまだ二日しか経っていないし、誰かが訪ねてくるとは思ってもいなかったんだろう。今日、秦姐が突然来たから、そんな細かいところまで気が回らなかったんだ。そしてあろうことか、そのニセモノがいつの間にか枕から滑り出てしまったんだ！

結局、秦姐に見られてしまった！

幸い義姉はその場にいなかった。もしいたら、地面に穴があったら入りたいくらい恥ずかしがっただろう。

秦姐は一歩前に出ると、そのニセモ...