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758話

その午後、トイレは私たちの戦場となった。

義姉に私の強さを見せつけ、私も義姉の凄さを思い知った。

二時間後、やっと出てきた時、私は初めて「足がガクガクになる」とか「精根尽き果てる」という言葉の意味を体感した。

一方、義姉の顔色はかつてないほど紅潤で、まるで仙酒でも飲んだかのようだった。

村の人がよく言う言葉を思い出した。「牛は疲れ果てても、田んぼは耕し尽くせない」と。

そして義姉も最後に、あの偽物の存在について白状してくれた。

午後、義姉は外出せず寝室で眠り、私はソファで横になっていた。

日が暮れてから、義姉に起こされ、二人で夕食を食べに出かけた。

食事の後、義姉は私を連れて街を散歩した。

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