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740話

「本当に大丈夫なの?」彼女はまだ不安そうだった。

「俺を信じないなら、師匠を信じてよ!」

「でも、すごく痛いんだもん!」

「痛いのは良いことだよ。痛くないほうがむしろ問題だ!毒液は人を麻痺させて、気づかないうちに命を奪うんだから」

「あ、そう言ってくれると安心するわ。ありがとう、金水」

「お礼なんていいよ。ティッシュある?拭いてあげるから」

もし毒蛇だったら、毒血を絞り出すか口で吸い出さなきゃならないところだけど、今はその必要はない。ただ彼女のパンツが血で染まってるだけだ。

彼女はティッシュの束を取り出して私に渡した。

私は彼女のお尻の血を拭き取ってやった。

こんなことがあったせいで、もう気分...