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738話

「パン!パン!パン!」

私は何度も叩き続けた。

その音は、まるで二人の体がぶつかり合うような音に聞こえた。

羅春花は最初のうちは声を押し殺していたが、一、二分も経つと、喘ぎ始めた。一声一声と大きく、一声一声と艶めかしく、そこには微かな痛みも混じっていた。

だがどうでもいい。どうせここは公道から遠く離れていて、誰にも聞こえるはずがない。しかも、この時間帯なら公道にはほとんど人がいないのだから。

「義姉さん、気持ちいい?」

「あぁっ、気持ちいい!金水、もう少し優しく、優しくしてぇ!」

下着越しとはいえ、今履いているのは薄手のもので、手触りはとても良かった。

羅春花は絶え間なく腰を揺らし、まるで発情...