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69話

共感すれば好感を持ちやすく、好感が生まれれば距離は縮まりやすい。

陳思思を説得している間に、私の手はちょっと大胆になっていた。

さも何気ないように陳思思の脇の下を通り、豊かな膨らみをひと握りしたが、私の表情は平然としたままだった。

ふわりとした、じんわりとした感触に陳思思の体が小さく震え、心に奇妙な波が立った。

陳思思は私を押しのけるどころか、密かに私がもう一度「うっかり」触れてくれることを期待していた。

もちろん私は彼女を失望させなかった。最初の試みが成功した後、私の心はさらに大胆になっていった。

一度触れるだけでは満足できない、もっと欲しいと思った!

「思思、叔父さんはたいした取り柄はな...