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672話

「ああ、飛びかかって馬に鞭打つように攻めたいよ!」

でも、義姉さんの許可がないから、まだ踏み出せない。ただ、今は義姉さんと過ごす時間がたっぷりあるから、そう遠くないうちに彼女が同意してくれるかもしれない?

「あぁ、金水、気持ちいいわ、本当に腕がいいわね」

義姉さんは唇を軽く結び、心から楽しんでいる様子だった。

義姉さんのマッサージを終えると、自分の部屋に戻って寝た。

翌日、私は部屋で上の空で過ごし、頭の中は義姉さんのことでいっぱいだった。いつになったら義姉さんが同意してくれるのだろう?

一日中、義姉さんは姿を現さなかった。

昼食時、母が部屋に呼びに行ったが、義姉さんは出てこなかった。...