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618話

今はちょうど朝食を取る時間で、王さんが食堂に行ったかどうかわからない。

そう思いながら、私は銭湯に戻ろうとした。まだ銭湯に着く前に、遠くから張さんがぼんやりと座っている姿が見えた。

王さんの様子を見て、私はすぐに理解した。やはり王さんは食堂に行っていなかったのだ。

私が王さんの側に歩み寄ると、彼は私を見るなり、顔に興奮した笑みを浮かべた。

「朝ごはん食べに行かないのは、私を待っていたの?」と私が口を開いた。

言い終わると、王さんはうなずいたが、何か思い出したように首を振った。

私は軽く笑って、「一緒に行こう。何か食べようか」と言った。

張さんは笑顔で私について来て、食堂に着くと、私はいつも食べ...