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568話

着替えの時、鏡の前で自分の姿を見ると、顔色が冴え渡り、いつもより元気に見える。思わず嬉しくなった。やはりこの処方は効果が明らかだ。

準備が整ったところで、食堂へ向かった。入口に着くと、ちょうど王先生がこちらへ歩いてくるのが見えた。急いで挨拶をする。

王先生は私を見るなり驚いた様子で口を開いた。「老王、入口で私を待っていたの?」

私は少し目を動かしてから、笑いながら言った。「もちろんですよ。ここであなたを待っていたに決まってるじゃないですか」

「優しいわね。じゃあ、入りましょうか」王先生は嬉しそうに言った。

私はうなずき、二人で中へ入った。

いつも通り私が食事を取りに行き、王先生は窓...