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483話

うなずくと、私たちは並んで歩き始めた。

銭湯に戻ると、すぐに着替えて仕事に取りかかった。五時まで働き、ほぼ片付いたところだ。

タバコを取り出して吸い始めた。ふと気づくと、最近心配事が増えたせいか、タバコを吸う量も増えていた。

でも、以前と比べれば、今の生活の方が好きだ。心に期待するものがある。

以前のようにぼんやりと日々を過ごすことはなくなった。

しばらくタバコを吸ってから、食事に行こうと思った。

ちょうどその時、見覚えのある人影が近づいてくるのが見えた。

よく見ると、なんと小芳だった。

そこで気づいたが、小芳とはずいぶん会っていなかった。こんなに綺麗になっているとは思わなかった。

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