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458話

道中では王可を懲らしめたばかりの私たちは、すっかり上機嫌だった。昨日の鬱憤がようやく晴れ、思わず心地よさを感じていた。さらに嬉しいことに、王可は私たちだとは夢にも思わないだろう。

「おじさん、さっきは最高だったな。ただ時間が短すぎた。もう少し長く殴れれば、あいつを廃人にしてやれたのに」と小強が私に言った。

「俺だって同じ気持ちだよ。王可を廃人にしたいところだが、どうにもならない。あいつの周りにはあれだけの護衛がいるんだ。ちょっとでも油断すれば、捕まってしまうかもしれない」と私はゆっくりと答えた。

「おじさん、俺たち今はまだちょっと情けないよな」と小強が私を一瞥して言った。

「どうしてそ...