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450話

「小強の言葉を聞いて、思わず胸が熱くなった。まさか小強がこんなに自分のことを大切に思ってくれていたなんて。これからは彼からあまりお金をもらわないようにしよう」

「ふふ、そういうことなら、お前らまとめて片付けてやるか。李涛、お前もまだ出てこないのか?」王可は隣の席に座っている人物に声をかけた。

その人はずっと静かに隅に座っていて、王可が呼びかけなければ、私は気づかなかっただろう。

「へぇ、もう一人いたのか。一緒に来いよ。手間が省けるぜ」小強は笑いながら言った。

王可は冷ややかに笑うだけで、何も言わなかった。傍にいた李涛がゆっくりと立ち上がったが、一言も発せず、突然小強に向かって飛びかかっ...