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372話

私は思わず目を見開いた。まさか顧文文が自分から、あの、あんな心地よい快感を与えてくれるとは。たちまちその感覚が全身に広がっていった。

顧文文のぎこちない動きを見ながら、私は突然気づいた。心の中で感慨深く思った。自分は顧文文の心の中で本当に大きく変わったのだと。以前は、顧文文は単に私が彼女に優しくしていたから、私と一緒にいただけだった。

しかし今、私がただの老いぼれではなく、権力と地位を持ち、さらに校長とも関係があると知って、彼女は心の中でとても喜んでいる。これで私も権力の利点を実感した。

顧文文の動きが続くうちに、私はもう待ちきれなくなっていた。一気に顧文文を抱き寄せ、悪戯っぽく笑いなが...