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361話

僕は小強のために薬を包み、彼のところへ持っていく準備をしていた。

そのとき、突然携帯が鳴った。思わず一瞬固まり、携帯を手に取って見ると、なんと小強からの電話だった。受話ボタンを押すと、すぐに小強の声が聞こえてきた。「三叔父さん、僕の薬はどうなった?」

「煎じ終わったところだよ。ちょうど持っていこうと思ってたところだ」と僕は答えた。

「本当に?よかった!三叔父さん、届けなくていいよ。僕が車で迎えに行くから、今どこにいる?」薬が出来上がったと聞いた小強は興奮気味に言った。

僕が学校の住所を伝えると、小強はすぐに学校の門で待っているようにと興奮した様子で言った。

学校の門で少し待っていると、...