プライベートカメラマン

286話

「七日間！？」そう聞いて頭が真っ白になった。いったいどういう状況なんだ？どうして七日間も連続で撮影することになるんだ？

正直言って、ここからは早く離れたかった。この場所のすべてが居心地悪く感じる。あの不気味な地下書斎に、二階の霊安室、そして今目の前にいる死にかけの老人。これらすべてが異様な雰囲気を漂わせていた。

「ご心配なく！すべて手配しておきます。この数日間はここに滞在していただき、生活面で必要なことがあれば使用人に言ってください。あまりに法外なものでなければ、できる限り要望にお応えします」

心の中で思った、俺が今一番したいのはさっさと金を受け取ってこんな場所から出て行くことだ！

「...