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284話

杜月清は言い終わるとすぐに部屋を出て行き、私も慌てて後を追った。頭の中はまだ混乱していた。これはどういう状況だ?他にも撮影する霊堂があるというのか?

しかし、そんなことを余計に尋ねる勇気はなかった。結局、こういったスポンサーは少しでも不満を持てば、それを理由に報酬を減らしかねないのだ。そう考えると、私はこれらの疑問を心の中に封じ込めることにした。

その後、私は杜月清について別の建物へと向かった。こちらは現代的な造りの家で、リビングはかなり広かった。杜月清は言った。「とりあえず座っていてください。何か必要なものがあれば管理人に言ってください。後ほど撮影が必要になったら、人を寄越します」

そ...