プライベートカメラマン

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279話

「断るつもりだったんだが、そのとき女が外にいる人に向かって声を張り上げた。

「荷物を持ってきなさい」

何の荷物だろう?と首を傾げていると、ボディガードが黒いハンドバッグを持って入ってきた。

ボディガードがテーブルに袋を置いてファスナーを開けると、一目見て仰天した!

中には新札の束がぎっしり詰まっていたのだ!杜月清もこのとき立ち上がってテーブルの前に来ると、ハンドバッグを軽く叩きながら言った。

「これは手付金の十万元よ。もし行くと決めたなら、これはボーナスとして差し上げるわ。明日の朝また来るから」

そう言うと杜月清はボディガードを連れて立ち去った。あの威圧的な様子を見て、怖くないと言ったら嘘にな...