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225話

私は楊晴晴のために写真を何枚か撮った後、彼女と一緒に街へ繰り出した。

街を歩きながら、この華やかな夜景や往来する車を眺めていると、自分が若返ったような気分になった。

「超お兄ちゃん、ここで写真撮りたいんだけど、どんなポーズが映えるかな?」楊晴晴はそう尋ねながら、自らポーズを取って見せてきた。

その声に思考を引き戻された私は、すぐに楊晴晴のポーズ作りを手伝い始めた。

街灯の下、楊晴晴は先ほど撮った写真を確認したいと言ってきた。おそらく私の撮った写真が気に入ったのだろう、彼女は興奮のあまり突然私の首に腕を回し、頬にトンボが水面をかすめるような軽いキスをしてきた。

私の心は浮き立ち、つい手...