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194話

梅芳を説得しようと思って、わざわざ朝食を買って持っていくことにした。

ドアをノックすると、すぐに返事が聞こえてきた。

ところが、梅芳はバスタオル一枚だけを巻いた姿で出てきたではないか。私を見た瞬間、そのバスタオルが意図的なのかどうかは分からないが、いきなり床に落ちてしまった。

この女は中に何も着ていなかった。そのまま大胆に私の前に立ち、タオルを拾おうともしない。

高く盛り上がった丸みのある双丘が思わず目を引いた。きめ細かな肌は息を吹きかければ弾けそうで、白く柔らかく、つまめば水が出そうなほどだった。

私は梅芳が何をしようとしているのか一瞬で察したが、理性では拒否したくても、体は情けなくも反応し...