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19話

「仕事が終わったら金をもらって帰るだけ、機材も向こうの持ち物のまま」

事情の真相が分かり、私も頷いて承諾した。「わかった、住所を教えてくれ。何か食べてからそっちに行くよ」

張金水は手を振った。「そんな必要ないよ。仕事を頼むのに、空腹のままにさせるわけないだろ」

そう言うと、彼は車のドアを開け、中から黄色い紙袋を取り出した。

私は少し笑ってしまった。写真を撮りに来てほしいのに、焼き鶏まで用意するなんて？

しかし紙袋を受け取ってみると、中には新札の束が入っていた。

写真を撮るだけで、一万元？！

驚きが口に出る前に、張金水が先に口を開いた。「超子、これは手付金だ。撮影が終わったらもう一...