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17話

「超お兄ちゃん、この外道!こんなに信じてたのに、こんなに下劣なことするなんて……」

手を出す前から、私はすでに対策を練っていた。

だから杨晴晴が恥ずかしさと怒りで爆発した後も、私は床に横たわったまま、一切動かず、沈黙を貫いた。

杨晴晴が数回責め立てた後、私が反応しないのを見て、少し不安になり始めた。

この超お兄ちゃん、あそこが我慢できずに痛くて死んじゃったんじゃ…?

一歩前に進み、試しに小さな足で私の腕を蹴ってみたが、それでも反応はなかった。

それで杨晴晴は完全にパニックになった。水を湛えた大きな瞳にはすぐに涙が溢れた。

「超お兄ちゃん、怖がらせないでよ、起きて、お願いだから起きてよ...