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1667話

「私は許超が少し戸惑っているのを見た。彼がなぜ葉承を選ぶだろうか？

彼には目が利かないはずがない、選ぶべきは私のはずだ！

こいつ、頭を挟まれでもしたのか？こんな絶好の機会に、見た目が一番強そうな相手を選ぶなんて！

知っての通り、許超はまだ黄級武者ですらないのに、葉承は黄級後期だ。この二人の実力差は余りにも大きい！

たとえ許超に変身の秘法があるとしても、葉承の相手になどなれるはずがない！

もっとも、見落としてはならない点が一つある。許超は葉承の実際の境地を知らないのかもしれない！

彼はきっと葉承のエネルギーの波動を感じ取れないのだろう、結局彼は武者ではないのだから！

私が思うに、この失敗は彼に致...