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1519話

ドアを開けると、阿黄が嬉しそうに駆け寄ってきて、しきりに尻尾を振っていた。

途中で買っておいた肉と骨を投げてやる。

霊液を与えてからというもの、阿黄は体つきがより逞しくなっただけでなく、人の言うことがよく分かるようになった。ほぼ私の話を理解できるほどだ。

私はまた薬材に霊液を注ぎ始めた。

年数の要求が高くないものには薄めた霊液を、主要な数種の薬材には原液をそのまま使った。

元々功徳の壺に霊液はほぼ満杯だったが、今また小さな半分ほど使ってしまった。

その後、私は部屋で修練を続け、夜明け近くになってようやく少し眠った。

そして、車を走らせてあの薬材会社へ向かった。

その薬材会社は薬材卸売市場からそ...