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1512話

「この丹薬は周先輩が残してくれたもので、『法霊丹』と呼ばれています。気血を補充するものです」

昼間に徐老に施した治療でほぼ気力を使い果たしてしまったため、この後の事態に対応できるか心配で、丹薬を一粒飲むしかなかったのだ。

このような丹薬も多くはないので、必要がなければ決して使わないようにしている。

もちろん、百年物の薬材が十分に手元にあれば、自分でも調合できるのだが。

問題は、今それらの薬材がまだ栽培中で、種類も揃っていないということだ。

三十分後、私は秦姉さんを迎えに行った。

「秦姉さん、あなたはこの世に幽霊がいるなんて信じないって言ってたけど、今から見聞を広めに連れて行ってあげるよ!」

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