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1485話

その後、先ほどのウェイトレスがワインを二本持ってきた。正確に言えば、小さなカートで運んできたのだ。ワインは洗練されたラックに置かれていた。

そして彼女は手慣れた様子で一本を開け、秦姉さんのグラスに半分ほど注ぎ、続けて私のグラスにも半分注いだ。

「こんなに高いワインだから、さぞ美味しいんでしょうね?」

これまで私は白酒やビール、果実酒を飲んでいたが、赤ワインについてはあまり経験がなく、秦姉さんと一緒に飲んだ記憶があるくらいだった。

そう言いながら、グラスを持ち上げて一口大きく飲み干した。

ウェイトレスは呆れたように私を見つめていた。

「どうしたの?このワイン、飲んじゃいけないの?」

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