プライベートカメラマン

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1482話

「いらっしゃいませ!」

入口では、きれいな受付嬢たちが二列に並んで声を揃えて言った。

私は急いで秦姉さんの後ろについた。

ホールに入ると、すぐに従業員が出迎えてきた。「お客様、ご予約はございますか?」

秦姉さんが振り返って私を見たので、すぐに言った。「二人なんですが、個室はありますか?」

その従業員は一瞬戸惑ったが、すぐに答えた。「はい、二名様こちらへどうぞ」

そして、彼女が先に立ち、私たちは後ろについていった。

数歩歩いたところで、後ろから声が聞こえた——

「秦怡!」

振り返ると、三十代くらいの身なりの良い男性が立っていて、その一挙手一投足から裕福な家庭の雰囲気が漂っていた。

「ははは、本当...