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1420話

義姉は聞いて、当然とても喜んだ。

正月に帰省した時は二日ほど滞在しただけで、それから二ヶ月以上も会っていなかった。

言い出したらすぐ行動に移す。

昼食を済ませた後、両親に別れを告げ、町へ向かってバスに乗った。

両親は少し名残惜しそうだったが、特に何も言わなかった。結局、家にいても私にはすることがないのだから。

私は両親に、今回は町の診療所で働くつもりだと伝えておいた。

実際、師匠が以前からの友人を紹介してくれていた。同門の先輩で、すでに町で長年診療所を営んでいる人だ。

今は空間指輪を持っているから、外出がとても便利になった。何も持ち歩く必要がなく、すべて中に入れておける。

実際、生活用品もいく...