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1417話

「しかし、自分の手で彼を殺すなら、痕跡を残してはならない!」

私が考えを巡らせていると、部屋の中から物音が聞こえてきた。

なんと、あの張天師がベッドに上がり、女の上に跨っていたのだ!

どうやら興が乗っているようだ。二度目を楽しむつもりか!

ならば、せめて快楽のうちに逝かせてやろう。

私は音もなく忍び寄り、窓の下までやってきた。

窓は半開きになっていて、室内には香が焚かれている。おそらく換気のためだろう。

中から声が漏れ聞こえてきた。

「すごいわね、今夜ももう三回目じゃない!」女の声だ。

へっ、もう三回目か。二回目だと思っていた。

考えてみれば、この老道士は並の人間ではない。...