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1366話

「小冰、言うこと聞きなさいよ!」

「嫌だよ、目の見えないお兄ちゃんと街に行きたいの!」

「それはダメよ、小冰。目の見えないお兄ちゃんは街で君と遊ぶのが難しいわ。代わりに午後にまた遊んであげるのはどう?」

「うん、いいよ、いいよ!」小冰は再び嬉しそうな表情になった。

私はちょっと気が乗らなかった。本来はこの銀液を試すために来たのに、小冰には効果がないみたいだ。

すると、小冰が次に言ったのは「お姉ちゃん、すごく眠いの、寝たいな!」

「小冰、まだお昼ご飯食べてないでしょ。食べてから寝なさい」と小青が言った。

「お姉ちゃん、本当に眠くて眠くて、寝たいの。お昼ご飯はいらない」そう言いながら、小冰の頭がぐ...