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1309話

「早く吐け、全部吐き出せ、食べた毒キノコを全部出すんだ!」

小氷は天地がひっくり返るほど激しく吐いた。

胆汁まで吐き出したんじゃないかと思うほどだった。

しばらくして、彼女はぐったりと地面に崩れ落ちた。

「小氷、どう?お腹まだ痛い?」

「だいぶマシ、そんなに痛くなくなった」

「吐き出せてよかった」

そのとき私は功徳瓶を彼女に差し出した。「ほら、口をすすいで」

彼女はそれを受け取ると、数口で飲み干し、それからまた吐き出した。

「盲目のお兄ちゃん、もっと水が飲みたい!」

「あっちに小川があるから、そこに行こう」私は瓶を手に戻し、彼女を支え起こした。

彼女の様子はだいぶ良くなったように見え、さっきほ...