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1284話

しかし、今のところ彼女は何の音も立てていない。私が入っていく理由はないだろう?

もう少し待とう。

義姉がこうなると、必ず止められなくなる。きっとこの状態が続くはずだ。彼女が我慢できなくなった時こそ、私が入っていくチャンスだ!

だから、私は辛抱強く待った。

すると、義姉の声が聞こえてきた。

もちろん、独り言だ。

「天賜、あなた本当に帰ってこないの?」

「天賜、ずっと待ってるのよ!」

「昨日の夜、あなたの夢を見たわ。あなたと私があんなことしてて、私、濡れちゃったのよ!」

「天賜、結局帰ってくるの?帰ってこないの?待ちくたびれたわ!本当につらいのよ!」

「天賜、あの夢、すごくリアルだったわ。あなたが...