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1283話

昼食を終えた後、私は一人で家に戻り、紅姉さんが迎えに来るのを待っていた。

ドアを開けると、リビングには誰もおらず、義姉はもう出かけたのかと思った。

すると、トイレから物音が聞こえてきた。

そっと近づいてみると、中から「ザーザー」という水の音が聞こえてきた。

どうやら義姉はシャワーを浴びているようだ。

軽くドアを押してみたが、動かなかった。鍵がかかっているらしい。

義姉の白い肌を想像して、思わず唾を飲み込んだ。

正直、義姉とはずいぶん長いこと関わりを持っていない。

あの時は口説き落とすのに苦労して、やっと義姉も承諾してくれたのに、酔っぱらった梅子が出てきて台無しにしてしまった。

この頃は秦姉...