Read with BonusRead with Bonus

1256話

しかし、陳主任がこんな誘惑をしてくるなんて、僕が耐えられるわけがない。

彼女はもともと僕の妄想対象だったんだ!

言ったじゃないか、彼女が目の前に立っているだけで、服を脱がなくても、頭の中ではそういう衝動が湧いてくるって。

ましてや今、彼女は服を脱いで、僕と寝たいなんて言ってる。だから、もう制御できないんだ。彼女にそうやって触られたら、完全に崩壊してしまうよ!

「陳主任、やめてください!」

僕は慌てて一歩後ずさり、両手で再び急所を守った。

「くすくす!」

陳主任が笑い出した。その目は、まるで罠に落ちた獲物を見るような眼差しだった。

「陳主任、僕は、あなたは——」言葉が出てこなかった。

彼女...