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1215話

「梅子がずっと電話をかけてたのに、あなた電源切ってたじゃない」

「ああ、仕事中は携帯を預けなきゃいけなくて、使えないんだ」

「そうだったの、結構厳しい管理なのね」義姉はソファに座りながら言った。「さあ、今日の仕事はどうだったか聞かせて?」

「まあまあだよ!」私は梅子の隣に座った。もちろん具体的な状況は彼女たちに話せるわけがない。

「疲れた?忙しかった?」梅子が尋ねた。

「実は義姉のお店とあまり変わらないよ。自分の部屋でお客さんを待つだけさ!会所からパートナーも付けてもらって、毎日の送り迎えも彼女がしてくれるから、心配しないで」

「何も問題はなかった?」

「何もないよ、本当にお店と同じ。持ち場を...