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1208話

「やっぱり私の策にひっかかったわね」私は言った。「じゃあ、私たちが仕事するときに、プレートを『入室禁止』にひっくり返せばいいじゃない!そうすれば誰も邪魔しないでしょ?」

小玉はまた私の額を突いた。「お店は従業員のサボりを防ぐために、各部屋の入口に監視カメラを設置してるのよ。常に誰かが監視室で見てるの、わかる?もし客が入ってないのに『入室禁止』にしたら、死にたいの?あなたが賢いと思ってることは、他の人はとっくに考えてるわよ!」

「ああ、そうなんだ!じゃあ、どうやって私たちは…その…できるの?」

「もちろん仕事が終わった後で、お店の外よ」

「ああ、そうか」

「それにね、私たち二人は特殊だ...