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1190話

私は素早く部屋を見回した。

部屋は広く、義姉の店の部屋よりも少し大きい。こちらもバスルーム付きだ。

マッサージベッドも高級そうに見えて、その他に小さなベッドもあり、おそらく私の休憩用だろう。

マッサージベッドの上には、テレビが吊り下げられている。

部屋には電気がついていて窓はないが、特に息苦しさは感じない。

「ありがとう、あなたのことは何て呼べばいいですか?」

「小玉って呼んでくれていいよ!携帯電話、渡してくれる?預かっておくから」

「わかりました!」

私はポケットから携帯を取り出し、電源を切って彼女に渡した。

「ちょっと待っててね」彼女は部屋を出て行った。

私は体をほぐしながら、今日は昨日よ...